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【地域防災】少年院で避難所開設訓練 地震想定、牛久市と地域住民も参加/茨城
茨城県牛久市の少年院「茨城農芸学院」で、災害発生時の協力協定を結んだ市との防災訓練が初めて行われた。院職員のほか、地域住民や警察、消防、市役所、水戸刑務所から約40人が参加し、避難所の開設や運営までの流れを確認した。訓練は、茨城県沖でマグニチュード7の地震があり牛久市内全域で停電が発生したとの想定のもと実施。院職員は初めに、避難所とする体育館の壁の落下や窓ガラスの割れがないかを確認。避難所開設後は訪れた住民を案内したり、車いすの避難者を医師へ引き継いだりした。また、住民たちは簡易トイレの設置を見学し、給水車から水をくむ体験もした。同院では災害発生時、最大で約100人が収容できる体育館を避難所にする考えで、約90枚の畳を保管しているということである。【4月8日 産経新聞より】