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【地域防災】広がるペット防災 県内でも講習会/和歌山

飼い犬や猫を災害などから守る「ペット防災」の注目度が高まっている。全国で講習会が開催されており、今年から和歌山県内でも始まった。全国の講習会で講師を務める救急救命士で、内閣府認定の地域防災マネージャーでもある山本大樹さんは「ペットを守るために必要なのは、飼い主が無事でいること」と訴える。災害時はペットと一緒に避難する「同行避難」が基本。ただし、避難所内で一緒に過ごす「同伴避難」は認められていないケースが多いという。飼い主はまず避難先を複数考えておく必要がある。避難所や在宅避難、車中泊以外の選択肢として、一時的に預かってもらえる知人宅や施設、安全な屋外避難場所を探しておくことを勧める。「ケージに入ることや、預け先に慣れさせておくことも大事」と指摘した。自治体側にもできる対策がある。岡山県の総社市や倉敷市ではペット同伴の避難所を設置した。「さまざまなルール作りをし、獣医の巡回など協力体制があってできた。地域により条件は異なるが、参考になる事例は多いはず」と話す。講習会では救急法の実習もある。災害や事故の現場ではペットの救助や処置が後回しになる恐れがあり、飼い主の対応が重要になる。ぬいぐるみを使って心臓マッサージや動物病院への搬送法などを学ぶ。【1月16日 紀伊民報より】
▼ペット防災救急研究会
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