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【地域防災】早めの避難、心構え新たに 防災意識向上へ勉強会 日田市上宮町/大分
2017年の九州豪雨で被害に遭った大分県日田市上宮町で14日、防災勉強会があった。上宮町は九州豪雨で多くの家屋が被害に遭ったが、自治会が独自の判断で早めの避難を呼び掛けて犠牲者を出さなかった。豪雨から2年近くがたつ中、改めて豪雨を振り返り、避難のタイミングや在り方について意識を高めようと、地域住民でつくる自主防災組織「上宮地区自主防災会」が開いた。勉強会で講演した同市の防災アドバイザー重松理恵さんは、九州豪雨で子どもと避難生活を送った経験を踏まえ「食料や水を3日分は用意して子ども用の防災バッグもあるといい。家族で避難場所の確認をしてほしい」と伝えた。住民は復旧工事中だったり、手付かずのままだったりする山や川の危険箇所も写真で確認して、大雨や台風のときの避難のタイミングや経路の参考にしていた。【5月17日 西日本新聞より】