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【地域防災】災害訓練、感染防止で 人数絞り、テレビ会議/山梨

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、山梨県は8日、初めて感染症対策も取り入れた災害対応の図上訓練に臨んだ。地方気象台などの関係機関は災害時、それぞれ数人を対策本部に連絡係として派遣する。しかし、感染防止のため対策本部に来られない状況を踏まえ、テレビ会議で連絡を取り合った。台風の影響で甲府市を中心に大雨となり、大雨特別警報が発表されたと想定。土砂災害や河川の氾濫も起きたとして、発災前、発災直後、発災3日後について情報共有や人命救助、支援の流れなどを確認した。山梨県韮崎市は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ避難所を作るための訓練を実施した。災害時に高齢者や妊婦専用スペースを確保するため、市が備蓄していた段ボール80枚を使用。避難所として利用できる韮崎小学校体育館に、各世帯のスペースを作った。昨年10月の台風19号の際は約200人が同体育館に避難したが、感染拡大防止のためには55人前後が適当だと確認した。今回の結果を参考に、韮崎小を含む指定避難所それぞれに必要な段ボールの枚数を検討し、準備していくという。市の担当者は「指定避難所以外で避難できる場所も設置していきたい。職員が避難所の混雑状況を把握できる体制作りも進めていく」と話す。【6月9日 朝日新聞より】