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【地域防災】熊本豪雨の避難生活、ペットも安心 熊本地震教訓に同伴可や預かり支援
熊本県南部を襲った豪雨災害で、「被災ペット」を同伴で受け入れる避難所がある。山江村で犬の飼育や繁殖を手掛ける大瀬明子さんは15日、球磨村の被災者を中心に犬の預かり支援を始めた。支援のきっかけは熊本地震。当時は被災地から離れていたため実際に預ける人はいなかったが、今回は「また一緒に暮らせるようになるまで被災者の皆さんには頑張ってほしい」と10匹までの預かりを予定する。一方、避難所の一つ、八代市の八代トヨオカ地建アリーナは、預け先が見つかるまでの間、ペットと一緒に同じ部屋で寝泊まりできる。これまで約10組が犬や猫と避難。人吉市の人吉二中学校でも13日の授業再開までは、卓球場で一時的に受け入れていた。「わんにゃん緊急災害ネットワーク熊本」の増子元美さんは「被災した自宅に残ったり、車中泊を続けたりしているペットの把握と、ペットと共に入居できる仮設住宅の整備などの配慮が必要」と訴えている。【7月17日 熊本日日新聞より】