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【地域防災】紀伊半島豪雨8年 災害に備え「2地域居住」進む 奈良・十津川村

平成23年9月の紀伊半島豪雨から8年。死者・行方不明者13人を出した奈良県十津川村では、「2地域居住」という独自の生活スタイルが生まれている。住み慣れたわが家を残しつつ、災害リスクの少ない村営住宅に“村内移住”し、高齢者らが身を寄せ合って暮らす試みである。村は地域住民の新たな暮らしを模索。平成29年3月に完成したのが、高齢者向け村営住宅を中心とする拠点集落「高森のいえ」。村唯一の特別養護老人ホーム「高森の郷」の隣接地で、立地は自然災害によるリスクが比較的少なく、全5棟に定員いっぱいの14人が入居している。高森の郷からのヘルパー派遣や医師の出張診療もあり、防災と高齢者福祉の双方の観点を兼ね備えた住まいとなっている。村福祉事務所の阪本靖子所長は「先月中旬、台風10号が接近したときも避難の必要はなく、畑を耕しに自宅に戻る人も。最期まで村内で暮らしてもらえるモデルになる」と話す。村は村内全7地区で、空き家も活用しながら同様の拠点集落づくりを進める方針。【9月5日 産経新聞より】
▼十津川村 一人ひとりを見つめる村づくり。
https://www.vill.totsukawa.lg.jp/about/policy/