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【地域防災】身近で利用しやすい「届出避難所」 自治会公民会4カ所登録 日置市、収容能力向上/鹿児島

鹿児島県日置市は、災害時に自治会公民館などに自主的に開かれる避難所を登録する「届出(とどけで)避難所」制度を導入した。6月16日に、4自治会公民館に登録認定標識を交付した。避難所を開設する際には市に報告し、市は救援物資を届ける。各公民館には、広間など避難可能なスペースが22~82平方メートルあり、計105人の利用が見込める。市の指定避難所は、地区公民館や体育館など50カ所。市総務課によると、避難移動の利便性や安全性を高め、収容能力を高めるため指定を増やしたい考えだが、増加に伴い運営に当たる職員や避難先施設の確保が困難になると予想。群馬県などでの取り組みを参考に、届け出制度を検討してきた。今年5月、立地条件や開設手続きを定めた要綱を作り、自治会長の会合で告知した。申請があった自治会公民館5カ所の立地や建物の状態を調査し、4カ所の登録を決めた。市は、新型コロナウイルス対策で3密を避けるため、本年度は避難所の収容定員を半分にする予定。「届出避難所は分散化の受け皿にもなる。今後も自治会にお願いし、増やしていければ」としている。【6月29日 南日本新聞より】