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【地域防災】<西日本豪雨>水害へ警鐘 活動強化/岡山
西日本豪雨で11人が犠牲になった岡山県倉敷市真備町の箭田地区で、住民団体「箭田地区まちづくり推進協議会」が、豪雨前から河川の決壊に備えて、町中に浸水の危険性を伝える目印を付ける活動を進めていた。過去の水害を教訓に2年前から始めていたが、今回の豪雨では大きな被害を防ぐことができなかった。事務局長を務める守屋美雪さんは「義理の祖父から『水は怖い。小舟を家に用意しておけ』と口癖のように教えられ、ずっと心に留めていた」と話す。真備町には近年、新たな住民の流入が相次ぎ、「過去の水害を知らない世代が増えていることに危機感を持った」ことから、協議会のメンバー約10人と話し合い、2016年から、小田川の堤防の高さが付近では5メートルなのに合わせ、建物などの地上5メートルの位置にオレンジ色のラインをペンキで塗ることにした。住民に活動内容を知ってもらうため、これまでは会合で話したり、会報で呼びかけたりしていたが、今後は、住民にも活動の協力を呼びかけ、町ぐるみで行うことも検討しているということである。国土交通省岡山河川事務所は「意義のある取り組み」と評価している。【8月15日 読売新聞より】
▼箭田まちづくりホームページ
http://www.kct.ne.jp/~yata_machidukuri/