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【地域防災】GIS活用しハザードマップ作成 住民ら危険箇所など確認/山口
地理情報システム(GIS)を活用して地域独自のハザードマップを作る防災ワークショップが17日、山口県防府市大道地区であり、大道中学校の生徒や地域住民らが地区内を歩いて災害時の危険箇所や防災設備を確認した。防災や教育分野でGISの活用を進めるやまぐちGISひろばが開き、約40人が参加。参加者は4班に分かれ、急傾斜地崩壊危険区域の看板や高潮対策の水門などを見て回った。1942(昭和17)年の周防灘台風で堤防が壊れ浸水被害が起きたことなど、地元の防災士から災害の記憶を聞きながら地区内を歩いた。集めた危険箇所の情報を地図データに落とし込み、独自のハザードマップを作った。今後は避難経路の検討や住民同士で避難を促す仕組みづくりなどに役立てるという。やまぐちGISひろばは2018年から山陽小野田市で2回、ワークショップを開いて地域独自のハザードマップを作成。防府市でのマップ作りは初めてで、県内各地での展開を目指す。【10月18日 山口新聞より】
▼一般社団法人やまぐちGISひろば
http://yamaguchi-gis-hiroba.org/index.html