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【技術・仕組】人工衛星で災害時の安否確認 世界津波の日に実験/和歌山

「世界津波の日」の5日、和歌山県広川町では、南海トラフの巨大地震による津波に備えて、人工衛星を活用して住民の安否情報などを確認するシステムの初めての実証試験が行われた。このシステムは内閣府が災害で地上の通信設備が使えなくなった場合でも、日本版GPS衛星「みちびき」を活用して住民の安否情報などを確認できるよう整備を進め、来年度からの試験運用を目指している。避難場所となる高台の神社には専用のアンテナやパソコンが設置され、避難してきた住民の名前や年齢などの情報が登録されると人工衛星を通じて内閣府にデータが送られた。システムでは避難した人数やけがの状況などの情報も送ることができ、速やかな救援活動に役立てられるということである。内閣府準天頂衛星システム戦略室の川津泰彦室長補佐は「災害時に孤立しそうな避難所を中心に配備を進め、防災力の向上に役立てたい」と話していた。【11月5日 NHKニュースより】
▼みちびき(準天頂衛星システム)
http://qzss.go.jp/