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【技術・仕組】北日本・北陸で荒れた天気 低気圧通過による雪崩危険性予測 地図に表示

今年3月、栃木県那須町で高校生ら8人が死亡した雪崩を受けて、防災科学技術研究所のグループは、低気圧の通過に伴う降雪で雪崩発生の危険性がどれくらい高まっているかを5段階で予測し、地図上で示す新たなシステムを開発した。システムには山の標高や斜面の角度などの細かい地形データが入れられていて、そこに気象庁が3時間おきに発表している気温や風向きの予報のほか、独自に計算した降雪量の予想を加える。これに基づいて、「弱層」ができやすく雪崩の危険性が高いほうから順に、赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑の5段階で30時間程度先まで予測し、地図上で5キロ四方ごとに示す。研究グループは来月からシステムの試験運用を始め、各地の山岳ガイドやスキー場の関係者などに情報を提供するとともに、危険性が高いとされた場所で実際に雪崩が起きたかなどのデータを集め、予測の精度をさらに高めることにしている。【12月27日 NHKニュースより】
▼防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
http://www.bosai.go.jp/seppyo/