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【技術・仕組】南海トラフの地殻変動、監視強化 気象庁、産総研のひずみ計活用 愛知~高知12地点

気象庁は23日、産業技術総合研究所(産総研)のひずみ計データを新たに活用し、南海トラフ沿いの地殻変動の監視を強化すると発表した。ひずみ計によるプレート境界の「ゆっくり滑り」の常時監視を、これまで手薄と指摘されていた南海トラフの西側地域へも拡大する。25日午前11時から運用を開始する。同庁によると、産総研が研究用として愛知県から高知県にかけて設置している12地点のひずみ計を用いる。各ひずみ計からリアルタイムで産総研へ送られてくるデータを同庁に転送する。ひずみ計で通常と異なる有意な変化を観測した場合、同庁は有識者の評価検討会を経て南海トラフ地震臨時情報を発表する。今回の監視強化により、同庁は「南海トラフの全域でゆっくり滑りの発生を早期かつ広範囲に検知できるようになり、南海トラフ地震に関連する情報をより迅速に発表することが可能になる」と説明している。【6月24日 静岡新聞より】
▼気象庁 南海トラフ沿いにおける地殻変動監視の強化について
https://www.jma.go.jp/jma/press/2006/23a/nt20200623.html