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【技術・仕組】土砂災害 「前兆」センサーでにおい感知 広島市大が研究

2014年8月の広島土砂災害の被災地で、住民と広島市立大の西正博教授(情報工学)らが、土砂崩れ前に発生すると言われる土のにおいを感知し危険を知らせるセンサーの開発を進めている。土砂災害で2人が死亡した広島市安佐北区・三入地区の自主防災会連合会長、新木信博さんは複数の住民から「泥が腐ったようなにおいがした」との証言を聞いた。川の水位の画像を住民に公開するなど防災の取り組みで西教授と交流があり、「においでも危険を知らせることができるのでは」と、昨年から共同で開発を始めた。西教授によると、センサーはガス漏れの検知に使う既製のものを使用。一定のにおいを感知すると、近距離無線通信で発信。中継機器を経由し、住民のスマートフォンや自宅のテレビに危険箇所などを知らせるシステムを目指す。西教授は「においは風向きに影響されるため、いろんな場所で実験を重ね、危険とされるにおいの強さを探る必要がある」と話す。【10月9日 毎日新聞より】