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【技術・仕組】救助犬、人を助けるだけじゃない!走ったデータで災害時の土砂量測定

東北大学の大野和則准教授らは、救助犬の走ったルートと加速度などのデータから土砂災害の土砂堆積量を推定する技術を開発した。救助犬が身につけるスーツの慣性計測センサー(IMU)を利用する。加速度を積分して移動距離を算出し、3次元的な移動軌跡を求める。国土地理院などの地形データと比較すると堆積土砂の厚みを推計できる。土砂災害の後に、安全が確保できる場所から死角になる場所は測量が難しい。人が立ち入れない環境でも、体重の軽い犬は捜索できる場合がある。東北大は救助犬スーツにカメラやライトを載せ、犬を遠隔誘導する技術も開発している。IMU測量と遠隔誘導を組み合わせることで、人が立ち入れない空間で捜索や測量ができるようになる。【7月8日 日刊工業新聞より】 ▼東北大学 サイバー救助犬 https://www.rm.is.tohoku.ac.jp/サイバー救助犬/