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【技術・仕組】津波の発生、音で検知 地域版「緊急速報」目指す/高知

高知県で、津波による超低周波の音を検知し、発生や規模をいち早くつかむ研究に高知工科大が取り組んでいる。津波で発生する超低周波の音「インフラサウンド」を観測するのセンサーを公共施設やホテル、一般の住宅など県内15カ所に設置した。インフラサウンドは、津波や火山の噴火、台風などで海水や空気が大きく揺れたり動いたりして、気圧が急激に変化することで発生する。音速で数千キロを越えて伝わるが、人間には聞こえない。山本真行教授(地球物理学)の研究チームは、県内各地に設置したセンサーのデータを集めて分析を続けている。山本教授によると、課題は「津波とそれ以外を見分けること」である。研究チームは、南海トラフ地震で全国最大の34メートルの津波が予想される高知県黒潮町で、観測結果を住民に知らせ、避難を呼び掛けるための具体策も検討する。【12月24日 日本経済新聞より】
▼高知工科大学 インフラサウンド研究室
https://www.kochi-tech.ac.jp/research/research_center/infrasound.html