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【技術・仕組】津波・高潮の際、水の浮力で自動的に閉まる「浮体式陸閘ゲート」 兵庫・洲本市が試験公開

兵庫県洲本市は13日、同市炬口漁港周辺で実施している防潮堤整備で、津波や高潮の際に水の力で自動的に閉まる「浮体式陸閘ゲート」の機能試験を公開した。「陸閘」とは津波や高潮を防ぐために陸上に設置する門で、普段は人や車が通行できる。災害時に人が閉める必要があったが、東日本大震災で門を閉めに戻った消防団員らが犠牲になった教訓から水の力で自動的に閉まる門が開発された。市によると、同地区の南海トラフ巨大地震の想定津波は2.8メートルで、海抜2.45メートルの同地区に75センチの門を設置することで3.2メートルの水位まで防ぐことができる計算となる。平成30年度までに国道28号交差点付近から炬口海水浴場北端までの216メートルの区間に5つの門を設置する予定である。【3月14日 産経WESTより】