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【技術・仕組】災害レスキューロボ 実験に手応え 長岡技科大と企業が共同開発/新潟
長岡技術科学大と新潟県長岡市の企業が開発した災害レスキューロボットの運用実験が8日、五泉市の市消防本部で行われた。長岡技科大レスキュー・安全工学研究室と長岡市の鉄工業関係の若手らは、中越地震を契機にロボットの共同開発を開始し、2009年には「ながおか次世代ロボット産業化機構」を発足させ、実用化を目指している。研究室の研究者と学生5人が行った実験では、2年前に開発し、物を持ち上げられるようにするなど改良を重ねた「R5.0」機を遠隔操作。訓練施設内で、ゴム製の車輪を持つ車体に付けたカメラや温度センサーなどを使いながら、救助が必要な被災者を捜す作業をした。研究室の蓮実雄大研究員は「がれきの中でも思った以上に操縦できた。救助隊員の安全確保に役立つよう、なるべく早く実用化したい」と語った。【9月11日 新潟日報より】