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【技術・仕組】災害時でもシャワーを 水浄化装置を県が試験導入 購入検討へ/神奈川
災害時に水不足で衛生状態が悪化するのを防ごうと、神奈川県は使用済みの水を浄化して再利用するシャワーセット「WOTA BOX(ウォータボックス)」を試験導入した。県主催のイベントで展示するほか、12月3~20日には消防学校に置いて職員らが使用。実用性を確認して来年度以降、備蓄品として購入するか検討する。装置は、東京大大学院生らが創業したベンチャー企業「WOTA」が開発した。水の汚れ具合に応じて浄化フィルターの使い方を変えるAIを搭載し、細菌やウイルス、微細なごみなどを除去。少量の水に汚れを凝縮させて排出し、きれいな水だけを再循環させる。北川力・最高経営責任者は「通常は技術者がする装置の管理をAIが行うので、災害時に誰でも扱える」と話す。これまでに熊本地震(2016年)や西日本豪雨(2018年)などの避難所に無償で提供している。【11月29日 東京新聞より】
▼WOTA WOTA、神奈川県との連携を発表
https://wota.co.jp/2018/11/22/wota、神奈川県との連携を発表/