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【技術・仕組】災害時にも簡単入浴 藤枝市、AI水循環設備を活用へ/静岡
静岡県藤枝市はAIによる水循環システムを活用し、限られた水で簡単に入浴できるシャワー入浴の実証実験を開始する。「WOTA」が開発した技術によるテント形式のシャワー設備を平常時と災害時を想定したイベントと訓練で運用し、導入に向けた有効性を検証する。設備はAIによる水処理技術と水質管理により、一度使用した水を98%以上再利用できる。1人約10分シャワーを使う計算で、100リットルの水が通常2人分のところ、同システムでは100人が使用できるようになるという。同市ICT推進室の担当者は「災害時の入浴は重要性が指摘されていたが、陸上自衛隊などしか対応できなかった。平時も災害時も有効利用できるかが重要」と話す。実証実験は9月5、6の両日、藤枝総合運動公園の藤枝シニア草サッカー大会で平常時の使用を想定した実験を行う。同28日に市立岡部小で開催する宿泊型避難生活体験訓練では災害時に見立てて参加者に体験してもらう。【8月24日 静岡新聞より】
▼藤枝市 令和元年度藤枝市宿泊型避難生活体験訓練を実施します
https://www.city.fujieda.shizuoka.jp/soshiki/kikikanri/tiikibosai/oshirase/12822.html