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【技術・仕組】災害時にホワイトボードの情報を共有 衛星活用の新システム
災害が発生した際に、自治体や病院などの情報共有をより円滑にするために、衛星通信を活用してホワイトボードに記入した情報を、迅速に共有できるというシステムを、衛星通信事業を行う「スカパーJSAT」と、精密機器販売大手の「リコージャパン」が、共同で開発した。今月2日には、首都直下地震で、携帯回線がつながらないことを想定し、このシステムで、横浜市や立川市など3か所の施設をつないで、情報をやり取りする訓練の様子が公開された。訓練には、厚生労働省のDMATなどが参加し、通行止めの道路を書き込んだ地図や、テレビ会議の映像などの情報を、各施設で迅速に共有していた。「スカパーJSAT」の法人事業部の瀬尾淳専任部長は、「衛星通信で多くの情報を送ることで事実誤認も減り、多くの拠点で迅速な行動ができる」と話していた。【3月5日 NHKニュースより】
▼リコージャパンとスカパーJSATが協業 災害発生時の情報伝達・共有を支援するビジュアル情報衛星通信システムを共同で提供
https://www.ricoh.co.jp/sales/news/2018/0302_1.html