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【技術・仕組】災害時に飲用水生成 茅野市導入の装置披露/長野
今年度、長野県茅野市が導入する災害時の緊急避難場所で飲用水を確保する生成装置が、21日まで開かれた諏訪圏工業メッセ2017で初披露された。県テクノ財団などでつくる環境・再生可能エネルギー研究のSEE研究会水処理プロジェクトが初めて商品化した製品。川の水などをウイルスや混じり物の無い純水に近い状態にでき、1日2000人分の安全な飲み水が確保できる。リヤカーに積載され災害時の機動性にも優れた設計であり、取水ホースを備え貯水槽が不要で、費用や管理面でのメリットも大きいということである。同プロジェクトは「災害時に狭い道でも1人で運べるようリヤカーに積載した。飲用水の備蓄が不要になるメリットは大きい」とし、第1号の納入を機に他市町村への広がりに期待している。【10月22日 長野日報より】
▼諏訪圏工業メッセ2017
http://suwamesse.jp/