ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【技術・仕組】被災者から次の被災者へ 天瀬町で「災害時カーリース」サービス/大分
被災者から次の被災者へ迅速に車をシェアするサービスが大分県日田市天瀬町で始まった。近くで新たに災害が発生すると、車を借りた人は10日以内に返却。運営に当たる日本カーシェアリング協会が次の被災地に運ぶ。事業名は「災害時返却カーリース」。希望者は最大2週間試乗して、気に入れば契約する。1年契約で月額1万1千円(税込み)。車検や自動車税、登録・返却手数料がかからない。他県を含む近隣で災害が起きた際は支援車として活用するため、10日以内に返却しなければならない。同協会は通常、いずれも中古の軽自動車、軽ワゴン車、軽トラックを全国から寄付で収集。被災地には希望者に3カ月程度無償で貸し出している。今回も被災者優先とはなるものの、誰でも低額で乗れるサービスとし、協会の維持・運営費に充てる。九州では佐賀、熊本県などで同様のサービスを展開中。これまで延べ422台を貸し出した。【12月3日 大分合同新聞より】
▼日本カーシェアリング協会 災害時返却カーリース
https://www.japan-csa.org/action/lease.php