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【技術・仕組】過疎地対策、災害時に期待 天竜区で移動給油所実験 浜松/静岡

静岡県浜松市は19日、ガソリンスタンドの廃業が相次ぐ中山間地で移動式給油所の設置を目指す実証実験を、同市天竜区龍山町の旧塩崎石油で始めた。災害時ではない移動式給油所の実証実験は国内初。十年前に廃業した給油所の跡地に、タンクローリーとホースで直結する計量機器を設置。安全を確保するため、車両から6メートルの範囲を立ち入り禁止の区域とし、運転手を降ろして事業者が給油した。計量機器は、兵庫県姫路市の石油卸会社が災害対策のため2017年度に開発した。実験を補助する経済産業省・資源エネルギー庁の担当者は、収益が見込めない過疎地で担い手確保も難しく、給油所の廃業が相次ぐ現状を踏まえて「場所や時間を決めて回れば、給油所の設置よりコストがかからない。災害も頻発しており、防災対策にもなる」と指摘する。同所での実験は3日間。龍山町の別の地点と同区春野町の2カ所も含めて、来年1月末までに延べ21日間を予定。浜松市は利用者アンケートで満足度や課題を聞き、需要を探る。【11月20日 中日新聞より】
▼浜松市 第1回中山間地域臨時給油所実証実験の開催について
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/h30/11/1309.html