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【技術・仕組】避難所給水新発想 消防ポンプで地下水くみ上げ「磐田鮫島方式」/静岡

災害時の水の確保策を研究する静岡県磐田市鮫島地区のNPO法人磐田鮫島方式震災水対策センターが、可搬式消防ポンプで地下水をくみ上げて避難所に補給するシステムを考案し、各地の自治会への普及に努めている。「磐田鮫島方式」と名付けた同システムは、衛生的に安全な地下水の流れる地中に揚水管を打ち込み、ポンプと連結させて水をくみ上げる。震災後、鮫島自治会の役員や県内外の土木業者らがシステム案を練った。NPO設立後の2013年に地元の公民館、市長野交流センターにシステムを初導入し、定期的に稼働訓練を行うとともに、他の自治会にも設置を呼び掛けている。同NPOは、災害時に停止した水道の復旧に半年から1年かかると想定。これまでの実験では毎分約500リットルの水をくみ上げられ、ホースをつなぎ約200メートル先の場所でも給水できた。建物の屋上にも給水可能という。今後は瞬間湯沸かし器を活用し、避難所での入浴や冷暖房設備への応用も視野に入れている。【12月10日 静岡新聞より】
▼磐田鮫島方式震災水対策センター 震災が起きても水が使えるように
http://iswac.eshizuoka.jp/