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【技術・仕組】AI搭載カメラで河川水位判別へ 情報解析会社と加賀市協定結ぶ/石川
石川県加賀市は来夏までに、AI搭載カメラで河川水位を判別する実証実験を始める。市は14日、AIを活用して防災、減災に努めようと、情報解析会社「スペクティ」と連携協定を結んだ。同社はSNSの投稿内容をAIで解析し、情報収集や提供をしている。7月の九州豪雨では被災住民らが投稿した画像や動画で、氾濫場所の水位をAIが推定。3時間ほどで水位をグラフ化した。同社は加賀市にもSNS解析に基づく情報を提供し、市は防災に活用する。実験では動橋(いぶりはし)川にカメラを数台設置し、映像から水位を解析する。従来は水位計のある地点しか測定できなかったが、カメラで写る範囲は推定可能という。カメラには端末にAIが組み込まれたエッジAIを装備。通信回線を圧迫せず、災害時も迅速に解析できる。【12月15日 中日新聞より】
▼加賀市 「加賀市」「株式会社Spectee」による、AIを活用した防災・減災行政の強化に関する連携協定を締結しました。
https://www.city.kaga.ishikawa.jp/soshiki/somu/bosai_taisaku/5/5673.html