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【技術・仕組】VRで常総水害を体感 国交省がソフト開発/茨城

国土交通省下館河川事務所は、3年前の常総水害で起きた鬼怒川の堤防決壊を、CGを使った仮想現実(VR)で「疑似体験」できるソフトを開発した。VRゴーグルを頭にかぶると、画像の中に取り込まれたように感じる。顔を動かすだけで四方や空を見回すことができ、まるで鬼怒川の堤防に立っているような感覚を味わえる。続いてCGに切り替わり、2015年9月10日午前11時ごろ、現在より約2メートル低い昔の堤防ぎりぎりまで鬼怒川の濁流が迫り、やがて越水が起きて濁流が住宅側へ流れ落ち始める。たちまち越水範囲が広がり、2時間足らずで長さ200メートルにわたって堤防が崩れ、巨大な川のように濁流が氾濫する様子が体感できる。映像は約3分半で、当時の記録などをもとに今春完成した。職員研修に使うほか、一般の人たちへの出前講座などで体験してもらい、水害の危険を伝えていく考えである。【9月27日 朝日新聞より】
▼ニッセイエブロ株式会社 出水の凄惨性、避難への重要性が認識できる「VR(360度体験)動画」の制作
https://www.eblo.co.jp/service/works/vr_shimodate.html