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【普及啓発】「助け合うことが大切」 ボランティア団体の代表が震災経験語る/兵庫
阪神・淡路大震災を体験した人から当時の被災地の状況について話を聞く授業が12日、兵庫県明石市の花園小学校であった。地元グループ「ボランティアはなぞの」代表の松本茂子さんが4年生約80人を前に、校区内に整備された仮設住宅での炊き出し活動などを振り返り、助け合いの大切さを訴えた。松本さんは当時の様子を写真で映し出しながら、詰まったトイレを流すためにプールの水をバケツリレーで運んだり、持ち寄った段ボールや木を燃やして暖をとったりと住民が力を合わせて避難所運営に当たったことを振り返った。他方で「避難所で地震におびえる外国人に気づかず、声を掛けられなかった」との反省も口にした。松本さんは「気づいたら行動することが大切。学校で困っている人がいたら手を差し伸べて」と伝えた。【1月14日 神戸新聞より】