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【普及啓発】「生き抜く力」を 災害想定しキャンプ/長野
長野県茅野市で自然保育を行う「そらしど森のようちえん」は7日、子育て世代を主な対象とした「災害シミュレーションキャンプ」を市青少年自然の森で開いた。災害時の生活を事前体験することで「備える力」と「生き抜く力」を養ってもらおうと企画し、市内外の親子やスタッフら17人が参加。前半は市の防災担当者の話を聞いて「備える力」を養い、後半は野外でさまざまな体験をして災害時に役立つ知識と技術を習得した。サバイバル術に精通するスタッフの岩崎公彦さんは、生き抜くためには雨風をしのぐシェルターが最も大切で、水、火、食料と続くと説明。1枚のシートを折って屋根にする技術を伝授した。参加親子はこの日2リットルの水を持参。野外炊飯や水分補給をしながら、2リットルで家族全員が3日間しのげるかを考えた。火起こしは木の枝や落ち葉などの収集から始め、最初にマッチで、続いて火吹き棒で挑戦。小さな子たちも「消えないで」と懸命に息を吹きかけた。ほぐした麻ひもが着火に役立つことや、乾燥した木の見分け方も習った。【11月8日 長野日報より】
▼そらしど森のようちえん
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