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【普及啓発】ため池決壊に備え地図…津市/三重

三重県津市は、今年度中をめどに「ため池ハザードマップ」を作成する。現在、津市内にある農業用ため池の数は378で、県内では伊賀市の1280に次いで多い。2014、2016年度に計8か所を対象に行った耐震調査では7か所が耐震基準を満たしていないことが判明した。マップは、民家などの近くにあり、決壊した場合に下流域への影響が大きい防災重点ため池など、人的被害が出る可能性のあるため池266か所について、作成する。ため池が決壊した場合に予測される浸水区域や水の到達時間、浸水する深さなどを地域ごとに地図上に落とし込むほか、災害発生時の行動指針、普段から浸水被害の範囲や浸水深を把握することの重要性などを盛り込んだ啓発ページも作成する。津市は10月以降、ため池周辺に住む住民から、過去の豪雨時の浸水被害の発生状況などについて聞き取りを行うとともに、マップ作成の狙いや活用法を伝える説明会を順次開催する方針である。【9月23日 読売新聞より】