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【普及啓発】どう閉じ込められ、どう助けたか 熊本地震の救助を分析

2016年4月の熊本地震で倒壊家屋からの救助状況を調べた調査結果がまとめられ、全国の警察で活用が進んでいる。警察庁に協力してデータをまとめ、分析したのは、岐阜大学流域圏科学研究センターの小山真紀准教授や、千葉工業大学創造工学部の吉村晶子教授ら。小山准教授によると、熊本地震以前は、被災直後、倒壊した建物に人がどのように閉じ込められ、救助にあたった人たちが、いかに助け出したかを詳細に調査した例は、ほとんどなかったということである。調査チームは熊本地震直後、救助にあたった熊本県警などにアンケートを実施。計39カ所の現場の状況や実施された救助方法などをまとめた。警察庁はデータを元に倒壊現場を再現した訓練ユニットを改良。実際の倒壊家屋に近い形で訓練できるようにした。小山准教授は「熊本地震とほかの地震では、状況が違う部分もある。今後、大きな地震が起こった場合には、救助状況の調査を重ねていきたい」と話している。【7月30日 朝日新聞より】
▼岐阜大学 熊本地震での救助活動に関する調査分析に協力。研究の経験をソフト面での防災インフラ整備に生かす。
https://www.gifu-u.ac.jp/about/publication/g_lec/special/34_infra_2.html