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【普及啓発】ゲームで土砂災害学ぶ 安居小、三舞中で学習会/和歌山
和歌山県白浜町の安居小学校と三舞中学校で1日、土砂災害について学べるロールプレーイングゲーム(RPG)を使った防災学習会があった。子どもたちに親しみのあるゲームで災害に興味を持ってもらおうと、和歌山県土砂災害啓発センターが企画。体育館に設置したパソコンを使い、小学3年~中学3年の計13人がゲームを体験した。ゲームは、和歌山工業高等専門学校専攻科エコシステム工学専攻(辻原研究室)1年の西萩一喜さんが啓発センターからアドバイスを受けながら開発し、昨年12月に完成させた。ゲームは楽しみにしていた遠足が大雨で延期となり、自宅待機中に大雨警報や土砂災害警戒情報、避難勧告が次々と発令され、避難を始める―という設定。表示される選択肢の中から土砂崩れや土石流の危険があるルートを避け、避難所を目指す。途中に土石流など実際の災害現場の映像が流れる。最後は選んだ避難ルートにより採点がある。同センターは今後もゲームの改良を続けながら、小中学校の防災学習に導入していきたいということである。【2月2日 紀伊民報より】