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【普及啓発】フォーラムで図書館防災考える 横浜で真備の館長が現状報告/岡山

防災科学技術研究所の主催で、西日本豪雨で浸水被害を受けた図書館の被災状況を報告するフォーラムが10月30日、神奈川県横浜市で開かれ、全国の図書館職員や大学関係者ら約150人が参加した。岡山県倉敷市立真備図書館の藤井広美館長は、蔵書の大部分に当たる約12万7000冊が水に漬かり、業務再開の見通しが立たない現状を、スライドを交えて説明。地区内の家屋の大半が浸水して固定電話が不通となり、図書貸し出し中の利用者らにはがきで連絡を取る日々が続いていると明らかにし「はがきを読む被災者の心情を考え、文面には細心の注意を払っている」と話した。約3000棟が浸水した愛媛県大洲市の市立図書館司書は、本棚下段の図書を浸水前に上段へ移し、難を逃れたと報告。日本図書館協会の担当者は、利用者や職員の命が第一とした上で「日頃からハザードマップで被害予測を把握し、貴重な資料は浸水しにくい場所に保管するといった工夫が大切だ」と指摘した。【10月30日 山陽新聞より】
▼防災科学技術研究所 図書館総合展
http://www.bosai.go.jp/event/2018/20181030-1101.html