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【普及啓発】乳児用の液体ミルク好評…災害時にも活用

国内で乳児用の液体ミルクの販売が3月に始まり、半年が過ぎた。粉ミルクを湯で溶かす必要がなく、負担が軽減できると好評で、コンビニや高速道路のサービスエリアなどでも販売されている。9月の台風15号で停電などの被害があった千葉県の鴨川市や君津市などには、メーカーやほかの自治体から救援物資として届けられた。受け取った母親から「子どもがよく飲んでくれて、助かった」との声が寄せられたという。大阪府東大阪市は今年度中に240ml缶1680本を備蓄する。賞味期限が半年~1年と短いため、期限が近づいたものは、乳児が訪れる保健センターなどで活用する予定。昨年7月、西日本豪雨で被災した広島県尾道市も72本購入した。「特に災害発生直後のニーズは高い。粉ミルクから液体ミルクへの全面的な切り替えも検討中」と同市の担当者は話す。日本栄養士会によると、災害時はストレスなどで母乳が出にくくなることもある。哺乳瓶が洗えない場合に備え、液体ミルクと共に使い捨ての紙コップも備えておくと良い。同会の「災害時に乳幼児を守るための栄養ハンドブック」では、「よく振ってから飲ませる」「飲み残しは与えない」などの注意点を紹介している。【10月5日 読売新聞より】
▼日本栄養士会 災害時に乳幼児を守るための栄養ハンドブック
https://www.dietitian.or.jp/news/upload/images/38b6b832444fbf45e58316b947b4b30d9a448c29.pdf