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【普及啓発】先月の熊本県の震度6弱地震 0.5秒ほどの周期の揺れが増幅/熊本

東京大学地震研究所の古村孝志教授が、1月3日に熊本県和水町で震度6弱を観測した地震の波形を分析したところ、隣接する玉名市で観測された波形に比べ、0.5秒ほどの周期の揺れが大きくなっていたことがわかった。この周期は、人が揺れを感じやすいのが特徴で震度の計測にも影響が出やすいということである。揺れが大きくなった原因について、古村教授は和水町の地下にある柔らかく軟弱な地盤によって、揺れが増幅させられたためだとしている。古村教授は、こうした地盤では地震の規模が大きくなれば、さらに大きな揺れになりやすいとしたうえで「地盤が軟弱な川のそばや平野部などでは多くの人が生活している。今回の地震のように規模が小さい地震でも揺れが大きくなり得ることを踏まえ、備えを進めることが大切だ」と話している。【2月7日 NHKニュースより】