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【普及啓発】北海道地震、液状化2900カ所超 厚真や札幌など15市町

防災科学技術研究所の先名重樹・主幹研究員らのチームは、9月の北海道地震の際に、厚真町や札幌市など道内15市町に及ぶ2900地点以上で液状化現象が発生していたとの調査結果をまとめた。液状化が多発した平野部は石狩低地帯と呼ばれる。周辺の地層は、比較的軟らかい堆積層が地下深くまで広がり、液状化が発生しやすい震度5強以上の揺れが広範囲で起こったと推定される。液状化の多くは、太陽光発電パネルの設置場所など人工造成地で見られた。液状化が確認された場所は今後、地盤の揺れやすさなどが250メートル四方で調べられる防災科研のウェブサイト「地震ハザードステーション」に反映する。先名研究員は「揺れの程度は同じでも、人工造成地は自然地盤と比べて液状化しやすい傾向がみられた。造成地における地盤改良の重要性が改めて示された」と指摘している。【12月5日 毎日新聞より】
▼防災科学技術研究所 平成30年北海道胆振東部地震 クライシスレスポンスサイト
http://crs.bosai.go.jp/DynamicCRS/index.html?appid=5a555e4a581c4e2885b59a658535fd3e