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【普及啓発】北海道地震 土砂災害の生存者 “ほとんどが2階で就寝”

去年9月の北海道地震で自宅が土砂に押し流されながら生き残った人のほとんどが、当時、2階にいたことがNHKの取材でわかった。一方、亡くなった人の多くは1階で寝ていたとみられている。大雨などで逃げ場をなくした場合に建物の2階以上にとどまるよう呼びかけられることがあるが、専門家は、地震災害においても2階にいたことが身を守ることにつながったと指摘している。北海道大学地震火山研究観測センターの高橋浩晃教授は「崩れた土砂が薄い層だったため1階に被害が集中した反面、2階部分は大きな損傷を免れた」と分析している。そのうえで「地震はいつ起こるかわからないので、住宅が崖の近くにあるなど土砂崩れのリスクがある場合は寝室を2階の崖から離れた側の部屋にするのが対策の1つになる。行政は豪雨災害だけでなく地震においても、急傾斜地のリスクを念頭に置いて防災計画を立てる必要がある」と話している。【9月3日 NHKニュースより】