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【普及啓発】南海トラフなど想定し児童ら避難生活体験/和歌山
大規模災害発生後の避難生活を想定した体験訓練が、和歌山県有田市宮原町の市立宮原小学校で行われ、宮原小の児童と近くの市立文成中学校の生徒ら約300人が参加した。宮原地域交流協議会が、災害時に地域住民が支え合う意識を育む目的で企画。自衛隊和歌山地方協力本部やアウトドア用品会社「モンベル」、JAありだ女性会が協力し、参加者らにテントなどで避難生活を送る際の心得などを伝授した。自衛隊員らは、土砂をスコップで袋に詰め、土嚢を積み上げて浸水を防ぐ方法や、竹材に毛布をかぶせた応急担架で負傷者を搬送する方法を説明。モンベルの社員らは、設営が簡単な小型テントや、川の水を濾過し、飲料水として使えるアウトドア用品などを紹介した。JAありだ女性会の会員らは、新聞紙を活用したスリッパと簡易トイレの作り方教室を開いた。【10月8日 産経新聞より】
▼宮原地域交流協議会
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