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【普及啓発】南海トラフを想定 病院でコロナ禍の防災訓練/三重

コロナ禍でさらに災害が発生した場合を想定し、三重大学病院が20日、大規模な防災訓練を実施し、医師や看護師、職員のほか、同大医学部の学生ら200人以上が参加した。訓練は、南海トラフ地震級の巨大地震が発生し、1時間に50人の傷病者が病院に運ばれてくるとの想定で始まった。職員らは感染防止のため、マスクの上にフェースシールドも着用。正面玄関から次々と運び込まれる傷病者に対し、まず検温を実施した。次に、治療の優先順位を判別するトリアージを開始。けがの程度に応じて、色の異なるタグを患者の腕に巻き付けた。緊急性の高い赤(重症)エリアでは、患者が急に発熱し、新型コロナウイルス感染の疑いが生じた場合も想定。医師らは、すぐに医療用ガウンや高性能の医療用マスク「N95」をまとい、感染の疑いがある患者を別の場所に隔離し、治療にあたった。今回の訓練は、津波の被害がない場合を想定した。今後は、津波の被害で1階が浸水した場合を想定するなど、さらに条件を厳しくして訓練を実施するということである。【2月21日 朝日新聞より】
▼三重大学医学部附属病院 大地震災害時における多数傷病者への医療提供を想定した防災訓練を実施しました
https://www.hosp.mie-u.ac.jp/2021/02/22/bousai2021/