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【普及啓発】去年の土砂災害件数は過去最多 全国でおよそ3500件
国土交通省が都道府県を通じてまとめたところ、去年1年間に全国で発生した土砂災害は合わせて3459件で、昭和57年の統計開始以来、最も多くなったことが分かった。これまで最も多かったのは平成16年の2537件だったが、去年の西日本豪雨では2581件の土砂災害が発生し、一つの災害で平成16年の年間の件数を上回った。このほか震度7を観測した北海道の地震で227件、去年9月に上陸し列島を縦断した台風24号で175件などとなっている。都道府県別では、広島県で1243件と1つの県での発生数としては過去最多となった。国土交通省は、土砂が流れ下るのを防ぐ「砂防えん堤」などの整備を進めるとともに、住民に対しては大雨の時期を前に周辺のリスクを確認し、早めの避難を心がけるよう呼びかけている。【3月31日 NHKニュースより】
▼国土交通省 平成30年の土砂災害発生件数が確定しました
http://www.mlit.go.jp/report/press/sabo02_hh_000068.html