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【普及啓発】台風15号 なぜ発達?「海水温の高さ」と「コンパクト」

関東に記録的な暴風をもたらした台風15号は一時、関東の近海で非常に強い勢力まで発達した。気象庁によると、統計の残るこの30年ほどで関東に上陸した台風としては最も強いクラスだったということである。これほど発達した原因の一つは「海水温の高さ」。台風が通過した日本の南の海域は海水温が平年より1~2度ほど高かったうえ、海水温が高い場所は関東の近海まで続いていた。気象庁は、海水温が高かったため台風に大量の水蒸気が送り込まれたことが発達した要因だとしている。また、台風のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授によると、今回の台風15号は比較的雲の範囲が小さく、台風の目がはっきりしていたのが特徴である。こうしたコンパクトな台風は雲が中心に向かってまとまりやすいため発達しやすい特徴があるということで、このことも台風15号が発達した要因だったと分析している。【9月9日 NHKニュースより】