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【普及啓発】台風19号 “大雨経験少ない地域ほど水害の危険性高く”

防災科学技術研究所の研究発表会が13日、東京都千代田区で行われた。6人の研究員が成果を発表し、このうち平野洪賓主任研究員は去年10月の台風19号を例に、大雨の頻度と水害が起きる危険度の関係について発表した。この中で平野主任研究員は、大規模な浸水被害が起きた長野県の千曲川流域や福島県の阿武隈川流域では、24時間雨量は多くなくても「100年に1度の大雨」となった地点が特に多くなっていたと指摘した。このため、過去に同じような規模の大雨が降った回数が少ない地域ほど水害による被害が大きくなる危険性が高いと指摘し、「今後、リアルタイムで雨の『まれさ』を公開し、水害リスクの把握や避難の判断に生かせるようにしたい」と述べた。発表会ではこのほか、人工衛星のレーダー画像で浸水地域をいち早く把握する研究なども報告され、防災科学技術研究所は今後、発表の映像をホームページで公開することにしている。【2月13日 NHKニュースより】
▼国立研究開発法人防災科学技術研究所 令和元年度成果発表会
http://www.bosai.go.jp/event/2019/seika/