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【普及啓発】四日市で「大規模津波防災総合訓練」 南海トラフ想定/三重
マグニチュード9.1の南海トラフ地震が発生したと想定し、陸・海・空で備える国などの「大規模津波防災総合訓練」が3日、三重県の四日市港霞ふ頭で開かれ、国土交通省や県など123団体1800人が参加し非常時の連携を確かめた。訓練は住民の避難から始まり、四日市港ポートビルにコンビナート企業の社員や四日市大の留学生ら約60人が避難。続いて、海上に投げ出された人を海上保安庁のヘリや巡視艇が救助。海に流れた油を重さ4792トンの船舶が放水で油を散らしながら回収した。陸上では、タンク火災を想定して消防車が高さ22メートルから放水。その他、壊れた家屋や車両からの人命救助訓練があった。出席した石井啓一国交相は「地域の特徴に合った実践的な訓練ができた。防潮堤や避難所のハード整備と、いかに早く避難してもらえるかが重要になる」と話した。【11月4日 中日新聞より】
▼三重県 「津波防災の日」「世界津波の日」にあわせ、三重県総合防災訓練を実施します。
http://www.pref.mie.lg.jp/STAISAKU/HP/m0099500034.htm