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【普及啓発】岡大が真備の豪雨被害シミュレーション/岡山
2018年7月の西日本豪雨災害での岡山県倉敷市真備町周辺の詳細な河川氾濫シミュレーションを岡山大大学院環境生命科学研究科の前野詩朗教授と赤穂良輔准教授らの研究グループが発表した。地形や建物の状況、川の流速など複雑なデータをコンピューターで解析。得られたシミュレーション結果を、実際の水位計の観測データや現地調査による浸水深分布、住民の証言などによる被災推定日時などと比較すると、よく一致したということである。赤穂さんは「シミュレーションモデルが、実際に起きたことをかなり再現できることが確認できた。今後の防災対策や避難計画策定に生かせるようにしたい」と話す。【3月1日 朝日新聞より】