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【普及啓発】常総水害の体験を役立てて 茨城のNPO、台風19号被災者へ冊子

2015年9月に鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市で被災者支援をしたNPO法人「茨城NPOセンター・コモンズ」の代表で、自らも被災した横田能洋代表が、台風19号の被災者たちに常総水害の体験に基づくアドバイスを冊子やインターネットで発信している。横田さんは鬼怒川決壊の際、常総市内の自宅が床の近くまで浸水。翌朝、家族はボートで救助され、親戚宅へ避難。自らは自宅にとどまり水害の状況を発信し続けた。この体験を基に、一昨年にまとめたのが16ページの冊子「豪雨災害に備えるガイドブック」。ガイドブックは、発生前の準備から避難、浸水した住宅の片付け、住宅修繕、行政の支援手続きなど、必要な行動や作業を時系列で紹介。体験談と助言が書かれている。横田さんは、今回の台風19号で浸水被害のあった水戸市と常陸大宮市、大子町の県内3市町を回り、避難所などへ計約300部の冊子を届けた。さらに「見てもらうのが一番分かりやすい」と床の外し方から泥かき、消毒、壁の剥がし方、乾燥などの実演会を思い立った。講習会は町内で数回と、県内の他の被災自治体でも開くことを計画している。【10月24日 東京新聞より】
▼茨城NPOセンターコモンズ 『豪雨災害に備えるガイドブック』を公開!
http://www.npocommons.org/topics/suigai-guide.html