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【普及啓発】浸水被害にあったら…消毒よりまず乾燥

広島県広島市の健康推進課が、浸水被害にあったときの清掃手順などをまとめたマニュアル「水害時の衛生対策と消毒方法」を作成し、公開している。このマニュアルは昨年7月の西日本豪雨後、床上浸水被害にあった335軒に対して、家屋の壁面などに使える消毒薬「塩化ベンザルコニウム」とともに配布された。家屋が浸水した場合、消毒よりも、泥や汚れを十分に取り除き、その後、乾燥させることのほうがまず大事だという。汚れの落とし方が不十分だと、消毒しても効果が出ない。マニュアルによると、汚れの落とし方は、屋内の場合、不要なものを片付けたあと、水で洗い流すか、雑巾の水拭きで泥や汚れを取り除く。家の周囲や床下も同様に泥を取り除くが、特に床下は土砂や水分が残ってしまうと、家の基礎の傷みにつながるため、扇風機などで強制的に換気をするとよいという。また、阪神・淡路大震災以降、数々の被災地で支援活動を行ってきた40団体による組織「震災がつなぐ全国ネットワーク」は平成29年3月、冊子「水害にあったときに~浸水被害からの生活再建の手引き~」を作成した。実際に浸水に見舞われた家屋の写真やイラストを多用して、罹災証明書の発行や保険金の請求手続きで役立つ被害状況の写真を撮る際のポイントや、和室、洋室それぞれの床下の泥水被害の確認方法などを説明している。【10月21日 産経新聞より】
▼広島市 水害時の衛生対策と消毒方法について
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1279109687058/index.html
▼震災がつなぐ全国ネットワーク 「水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~
http://blog.canpan.info/shintsuna/archive/1420