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【普及啓発】災害デマ対策 静大准教授が島田中で体験講座/静岡

静岡大教育学部塩田真吾准教授の研究室と一般財団法人「LINEみらい財団」は、災害時などにSNSで流れるデマとの向き合い方をゲーム形式で学ぶ教材「情報防災訓練」を共同で開発し、ホームページで無料公開を始めた。情報防災訓練は災害時にデマに流されて「リツイート」などで拡散する側に回らず、情報を見極める力を養う。具体的には、誰が、いつ発信したか、複数の情報かを確認することで、頭文字から合言葉「だいふく」を作った。教材は、SNSを使い始める小学校高学年から中学生が対象。発信者や時間などが異なるSNS風のカード8枚を「だいふく」の基準に照らし、信頼性の高い情報かどうかを考える。発信者は市役所、ニュース、一般人などさまざまだ。例えば、「防災大の先生から聞いた話だと、『前回の台風と比べるとたいしたことないから、普段の生活をしてください』だそうです」のカードは、「信頼性が低い」。市役所が、川が避難判断水位に近づいていることを根拠に、避難を呼び掛けるカードは、「信頼性が高い」とする。塩田准教授は「デマの怖いところは、悪意よりも善意で拡散する。見極める力を養えば、SNSのいいところを使える人材が育つ」と話す。【3月11日 中日新聞より】
▼LINE 災害時の情報とのつきあい方・デマなどの見極め方を学ぶ情報リテラシー×防災の教材「情報防災訓練」を開発
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3645