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【普及啓発】災害前後「避難した」89% 長野市豊野の被災者アンケート

台風19号災害の被災地支援をしている愛知県名古屋市のNPO法人や兵庫県立大学などは4日までに、長野市豊野地区の被災者らを対象にしたアンケートの最終結果をまとめた。同法人が10月29日~11月18日に豊野地区市街地で実施した炊き出しに伴い調べた。千曲川などが氾濫した10月12、13日、避難の状況を尋ねた設問には98人が回答。避難したが89%、避難しなかったが9%、救助が2%だった。同大大学院の阪本真由美准教授(防災教育)は昨年の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町で行われた調査で、避難したのが58%だったのと比べ「過去に水害を経験していることもあり、住民の防災意識が高いのではないか」と推測する。自宅の台所の状況を尋ねた設問には146人が答え、調査時点で使えない人が80%に上った。煮炊きを卓上コンロに頼る被災者もおり「カセットボンベ代が高く、負担が重い」との声が出たという。日常生活の困り事で、利用している保育園が被災して預けられないなどの「子育て」を挙げたのが82人中20人で24%。阪本准教授は特に在宅で子育てをする被災者について「子育て世帯の悩みを丁寧に聞き、子どもにしわ寄せが行かないように支える必要がある」としている。【12月5日 信濃毎日新聞より】
▼NPO法人レスキューストックヤード 台風19号の対応【長野市】について(11月16日) 【生活状況に関する個別ヒアリング】
http://rsy-nagoya.com/rsy/blog/2019/11/1116-2.html