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【普及啓発】災害時、命どう守る 県北部震度6弱から5年 小谷小で初の防災集会/長野
2014年に長野県北部で最大震度6弱を観測した地震から22日で5年を迎えた。被害があった北安曇郡小谷村や白馬村の小中学校ではこの日、避難訓練などがあった。11月22日を「防災を考える日」と定めている小谷村の小谷小学校では、避難訓練に加え、初めて防災集会を行った。地震から半年後の被災地の映像を見た後、班に分かれて「命を守る行動」について意見交換。6年生のリーダーが「地震が今起きたらどうする?」と下級生に尋ねると、「頭を守る」「ガラスや棚がない場所に移動する」といった声が出て、模造紙に書き込んだ。その後の避難訓練では、休み時間に緊急地震速報が流れた想定で放送を流し、子どもたちに自分で考えて行動するよう促した。それぞれ机の下にもぐったり、頭を抱えてしゃがんだり。2分ほどで全校児童が校舎外に避難した。【11月22日 信濃毎日新聞より】