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【普及啓発】災害時、外国人の情報共有 浜松、「黄色いカード」運用開始/静岡

静岡県浜松市外国人学習支援センターは、大規模災害時に避難所などで在住外国人の情報共有に役立つ独自の「黄色いカード」の運用を始めた。黄色いカードは、黄色のA4用紙に本人や家族、親戚、友人などの情報を事前に日本語で記入し、災害時に携帯して避難所受付などに提示する。国籍や母国語、日本語の習熟度、アレルギー・持病などの記入欄を設け、日本語が十分に話せなくても避難所運営者側が必要な情報を把握できるよう工夫した。使用言語や知人の連絡先も記入することで、出身国や言語が同じ外国人同士の協力や支援を促進させる狙いもある。同センターでは年2回の防災訓練で、地震を想定した避難訓練や災害用伝言ダイヤルの利用法、備蓄などの防災知識を実践的に学ぶ。17日には訓練に参加した8カ国約20人がひらがなやカタカナでカードに情報を記した。同センター職員は「来日間もない人でも避難に困らない手だて。災害情報に注意を払うきっかけにしたい」とカードの活用に期待する。【7月18日 静岡新聞より】