ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【普及啓発】災害時、高齢者や障害者の避難探る 長野で勉強会
長野県長野市で1日、災害時に高齢者や障害者が安全に避難する方法を考える勉強会が開かれた。障害者支援をする企業などでつくる「障がい者と災害を考える市民の会」が主催。代表で視覚障害者の池田純さんは「災害時は高齢者と障害者が犠牲になりやすい」と指摘し、点字のハザードマップやファクスで避難情報を受信できるサービスを紹介した。市は災害時、自分で自分の身を守ってほしいと呼び掛けているが、視覚障害のある参加者から「私たちは支援者と一緒でなければ逃げられない。避難所に行っても助けを求めて声を上げられない人もいる」との切実な声も聞かれた。【12月2日 中日新聞より】